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日本登山界の国際交流
1982 年に国際山岳連盟がヒマラヤの麓カトマンズで創立 50 周年記念総会が開かれ、
自然保護の重要性が討議され、世界レベルでの活動の強化をはかり「カトマンズ宣言」
が発布され、具体的な活動期にはいると、当然、日本にも国際交流事業の波が押し寄せ
た。1986 年国際アルピニストシンポジウム、1991 年国際自然環境シンポジウム。日本
で初めてのスポーツクライミングワールドカップ東京大会、1992 年国際山岳連盟松本
総会 1993 年アジア岳人東京会議、1997 年国際青少年自然環境尾瀬フォーラム、2001
年世界岳都都市会議(松本市)、2002 国際山岳年、2007 年国際山岳連盟総会、松本国際
山岳自然環境会議、2014 年広島山岳平和祭、その合間にアジア山岳連盟理事会や総会
を日本で開催。そして、今回の国際山岳平和祭に国際理解が継承されている。
アジア山岳連盟 UAAA
アジア山岳連盟(UAAA)は 1994 年 11 月 4 日、韓国の仁川の発足総会で設立。きっかけは 1992 年日本の松本で開催した国際山岳連盟総会で、アジアの国々の出席が多く、日本が中心になってアジア山岳連盟を創ろうと提案がでた。当時の斉藤一男会長は「アジアから学ものは何もない...、アジア山岳連盟設立には反対の立場。突然、大韓山岳連盟からアジア山岳連盟発足総会の案内が届いた、国際山岳連盟加盟団体として日本山岳協会からも斉藤会長以下数名が出席。アジア各国の圧倒的な要請に押され、斉藤日本山岳協会会長が初代アジア山岳連盟の会長として出発。加盟国は 15 カ国前後と聞くが、発展途上国はスポーツクライミングの団体が多く、登山集団としての活動バランスに難しいところがあるとも聞く。
加盟国 13 ケ国 18 山岳団体
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